【効果爆発!】トミカを人質にとるトイトレ

トミカを人質にとるトイトレ 育児

気づけば増えるトミカ。
床に散乱して募るイライラ。

このフラストレーションの解消と、トイレトレーニング(トイトレ)を組み合わせた、
我が家で効果爆発中の完全オリジナルのトイトレ方法を紹介したいと思います。

その名も、「トミカを人質にとるトイトレ」です。

これを実践しだして、我が子は爆発的にトイレ成功回数が増えている真っ只中であるのですが、すべてのお子さんに成功を保証するものでもなければ、お子さんの性格によっては心理的に悪となる可能性が0ではないことも踏まえていただいた上で、トイトレ中の同士の方のご参考になれば幸いです。

対象者

以下の条件にそれとなく合致する場合に、このトイトレ方法は効果的かと思います。

  • トミカが大好きの子で、5個以上はトミカを所持しており、ほぼ毎日遊んでいる。(物欲強めの子だとなおよし)
  • ゲーム感覚がわかる子である。(勝ち/負け、正解/不正解などの概念がある程度わかっている)
  • 補助便座、踏み台など、子供が安心して用を足せる最低限の環境は整えている
  • トイレ経験は数回あるが、まだ自らの意思でトイレに行けない。おしっこはできるが、うんちはまだ怖がっているなど、トイトレ中期の不完全な状態

我が子は、2歳半を過ぎ、だんだん会話ができるようになってきた頃から、トイトレを始めました。

補助便座や踏み台など、安心して用を足せる環境をある程度は整えた上で、巷でよくいわれるような「トイレを楽しい空間にする」ことを目指し、市販のご褒美シール貼りトイレへ誘う試みを実践しました。

シール貼りを続けること約半年おしっこについては、トイレに誘えばできるようになったものの、尿意を訴えたり、自らの意思でトイレに向かうまでには至らずうんちについては、便意を訴えてくるものの、家の大きい便器では怖がって、トイレに行くことを猛烈に拒否する、という状況でした。(保育園の小さい便器では何度か成功しているようでした。)

トイレでシールを貼ることの新鮮味もなくなり、なんなら貼る枠もなくなり、オムツで用を足すことにもなんの罪悪感を持っていないオムツってサイズが大きくなると高くなるよね)。
これを続けていても、「毎回必ずトイレに行く、トイレは行かねばならぬもの」という意識レベルに達しないのではないかと感じていました。

そんなある日のこと、床に散乱しているトミカに苛立ったついでに、ふと思いついたのが、「トミカを人質にとるトイトレ」です。
まったく子ども向けとは思えないトレーニング名ですが、これを実践しだして3日目現在、爆発的にトイレ成功が続いており、就寝中、外出中、保育園へ預けている時間を除いて、今のところオムツを替えていません

ぜひ、興味本位でも、続けてお読みいただけますと幸いです。

ルール説明

「トミカを人質にとるトイトレ」のルールはいたって簡単です。

  • 子供がオムツでおしっこやうんちをしてしまったら、その辺に散乱しているトミカを手当たり次第、子供の手の届かない場所(棚の上など)に人質にとります。子供には拐われる様子をちゃんと見せます。
  • 人質トミカをとる際は、おしっこの場合:1個 うんちの場合:2個、というふうに、トイレの難易度ごとに個数に差をつけると、よりエキサイティングします。
  • 人質トミカを置いておく場所は、子供の手が届かない場所でありながら、子供から見える場所を選ぶのが良いです。今どのトミカが人質にとられているのかを可視化でき、「早く手元に取り戻したい」というモチベーションにつながります。
  • トイレでおしっこやうんちができたら、人質トミカを「助けてくれてありがと〜」と言いながら子供の手元に返してあげます。人質にとった時と同様、おしっこの場合1個、うんちの場合2個を返してあげます。
  • 人質トミカがいなくなったらポイント制に切り替え、現時点のポイント数をホワイトボード的なものに数字で子供と一緒に書き込みモチベーションを高めつつ数字の概念・書き方もついでに覚えてもらいます。10点までいったら新しいトミカを買ってあげる、などご褒美を決めます。
  • 【追加ルール】あまりにもトイトレがスムーズに捗りすぎて、こちらとしても面白く無くなってきたので、「服を汚さずに朝ごはん全部食べれたら1ポイント!」、「お風呂入るのをギャーギャー叫んで拒んだらマイナス1ポイント!」など、トイトレ以外のしつけ・教育全般に応用してみています。

といった内容で、最後の方はトミカどこいったってかんじですが、、
端的にいうと、トミカへの熱意や執着を利用することで、自らの意思でトイレへ向かうモチベーションを高めるというトレーニングです。

トミカに限らず、恐竜のソフビや戦隊モノの人形、ある程度粒感の揃ったコレクション性のあるおもちゃであれば、なんでもいけるんやないかい!と書きながら思った次第ですが、とにかく、お子さんの「好きなもの」をうまく利用するのが一番効果的なのかなと思います。

トミカが片付くというメリット

トミカ好きの子のお宅ならあるあるかと想像しますが、収納ケースを買うも、トミカの増加スピードに追いつかず、結果、床に散らばっているか、あるべきではない謎な場所にしれっと駐車or横転している、ということは多いのではないでしょうか。
そんな一般的なご家庭であれば、「トミカを人質にとるトイトレ」を実践することで、一時的に家が片付くというメリットが得られます。

精巧な作りをしているトミカは、子供の手が届かない高いところに飾ってあげるだけで、まるでアンティーク品かのような輝きを放ち出し、いつか踏みつけてしまった時のあの憎たらしい思いなども、きっとどこかへ吹き飛んでいくはずです。

おすすめしないケース

ゲーム感覚とはいえ、「飴と鞭」を利用したトレーニングなので、教育を専門とする方からご指摘をいただきそうな内容ではあります。
それは承知の上で、効果が爆発的すぎるので、実践3日目にして意気揚々と紹介してみる運びとなったのですが、そんな実験中の私からみても、おそらく実践しないほうがよいケースとしては、子どもがゲーム感覚を楽しめない場合を想定しております。

我が子の場合は、普段のトミカへの執着とは裏腹に、人質にとられて高いところに飾られたトミカを楽しそうに眺めているので、あまり心配することなく実践してみている現状ですが、もし、人質にとられることに恐怖感を覚えているようだったり、悲観して泣いてしまったりしていた場合は、実践していないだろうと思います。

ゲーム感覚が楽しめる子には効果は抜群だと思うので、ぜひお試しいただきたいと思いつつ、「子供の性格もみながら」というのは大前提になりますので、あくまでも自己責任にてお試しいただけたらと思います。

まとめ

今回紹介した「トミカを人質にとるトイトレ」の効果のほどは、追って続報を綴りたいと思います。
取り急ぎ、この度のまとめとして、トイトレグッズに関するアフィリエイトリンクを貼りまくって終わりたいと思います笑

こちらもご参考になりましたら幸いです。

⚫︎補助便座

我が家では、補助便座は1度買い換えをしており、一番しっくりきているのがこちらの便座です。

丸洗いが簡単、大抵のメーカーの便器にフィットする構造で、便座に傷をつけることもない素材です。

最初に購入した補助便座は、中央に持ち手があるタイプのものでしたが、子供を持ち上げて座らせる際に持ち手部分が邪魔くさい&丸洗いがしづらいなどの欠点が気になり、1ヶ月も使わずに手放しました。

⚫︎補助便座を掛けておくやつ

便器のタンクの横っちょにこちらのフィルムフックを貼り付けておけば、狭いトイレ室内でもスタイリッシュに上記の補助便座を浮かして収納することができます。こちらも一緒に購入されることをおすすめいたします。
(タンクレストイレの方はちょっとどう設置すべきかわかりません。すみません。)

⚫︎モチベーションを上げるシール

このシールを導入する前に、画用紙に私の手書きで、パトカーの絵と丸枠をいくつか書いたものを用意して、トイレを成功したらその日付を書いていく、というモチベ向上施策を行ってみましたが、全く効果なしでした笑

やはり、子ども自身が、自分の手でシールを貼る、というところに褒美性があるわけで、この数百円はケチらずにさっさと導入してみるのがよいかと思います。
ただ、こちらは長くても半年ほど続ければシールを貼る枠がなくなりますので、それまでにトイトレを完了させるのが難しい場合は、何か他の手段に移行する必要がでてきます。
そんな時こそ、今回ご紹介した「〇〇を人質にとるトイトレ」をご検討いただけると良いのかなと思います。

ちなみに、シールを枠内にピッタリと貼りたがる几帳面さがあるかと思いきや、一方で全く関係のない場所に貼りたがる無秩序さが垣間見えるなど、我が子との微笑ましいひと時を過ごすことができたのは意外なメリットでした。

⚫︎一番お気に入りのトミカ

最後に、私の故郷、沖縄県那覇市のトミカを紹介しておきます。

本記事は以上です。

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