「突っ張り棒」を”粗大ごみ”として捨てるときの話

3月、卒業シーズンですね。散歩中、近くの小学校の玄関に「卒業おめでとう」のメッセージカードが飾ってあるのが目に映り、なんだかエモい気持ちになりました。

最近、我が家からは大量に「突っ張り棒」が家から卒業していったので、それについて備忘録します。

都内の粗大ごみルール

今や”一家に1本はある”と言っても過言ではない「突っ張り棒」。

ダイソー、セリアなど百均にあるような細めのもの、ホームセンターなどにある頑丈めなもの、はたまたオシャレ系突っ張り棒として有名な「draw a line」シリーズなど、収納術界隈にて欠かせない存在の「突っ張り棒」。

英語でなんていうのか調べてみたら「tension rod」っていうらしいです(急におしゃれ)。

そんな日本中のご家庭のいたるところでひたすら突っ張っていてだいている「TENSION ROD a.k.a 突っ張り棒」の皆さんですが、引越しなどを機に、まだ使えるのにもかかわらず、卒業 a.k.a 処分を余儀なくされる時が訪れます。

処分の仕方は自治体にもよると思いますが、都内においては30cmを超えるものは粗大ごみと分別され、突っ張り棒もそのサイズのものは粗大ごみとして処分するケースが多いかと思います。

「長い間、突っ張ってきてくれてありがとう。」
「SDGsできなくて、地球ごめん。」

きっと皆様もそんなほろ苦い思いで手放すことかと思いますが、その際に生じる、粗大ごみ手数料についての話をしたいと思います。

いきなり結論

さっそく結論ですが、粗大ごみ手数料がわからない場合は、

お住まい自治体に問い合わせましょう!

これに尽きると思います。

東京都の場合、「粗大ごみ受付センター」なるサイトで品目別の手数料を紹介されているのですが、その内容がまぁまぁ雑なところがあるわけです。
※粗大ごみ受付センター:https://sodai.tokyokankyo.or.jp/Sodai/V2Index/

突っ張り棒に関しては、自治体によって料金体系が違うようで、新宿区では「3本まで400円」とありますが私の住む某区では1本あたり?400円と読み取れる表記になっており、詳細を知るには粗大ごみ受付センターへ電話で問い合わせてみるしかないようでした。

実際に問い合わせてみたところ、電話に出たのは淡々と話す感じのおじさまで、私が今捨てようとしている「突っ張り棒」の詳細について質問され、それの料金のみを教えてもらうような形のやり取りに誘導されてしまい、悔しいことに突っ張り棒全般の料金体系を知ることができませんでした…。

私は今後また突っ張り棒を買っては処分する可能性も考え、「こういう場合はいくらになりますか?」と適宜質問を加えたのですが、その度に「少々お待ちください」と言われ保留にされる始末。なにか頑なに料金体系を教えてはならない理由があるのか?と勘繰ってしまうくらいに受け答えに融通が利かない様子でした。

あばれる君さん風に言うなれば、

そのおじさんの手元にあると思われる「突っ張り棒の料金体系書」的な資料を、webや紙で公開しないところに、なんらかの闇の存在を感じざるを得ません!!

という感じです。

とりあえず、その際に明らかになったのは

  • 我が区では1本あたり400円
  • 長さが180cmを超えるものは切断しなければならない

という点のみでしたが、その他に「太さ」によっても料金に違いがあるような雰囲気を醸し出していらっしゃったことも記録しておきます。

ちなみに、私の所有していたものは180cmを超えるサイズだったのですが、結合部分(伸びる部分)を引っこ抜いて2本に分割させることで180cm以内に収め、1本分として捨てることができました

捨てないという選択

以上は、「粗大ごみ」として突っ張り棒を処分する場合のお話でしたが、それとは別に、捨てるには惜しい綺麗な状態の突っ張り棒4本をまとめてジモティーに無料出品してみたところ、なんと、24時間も立たずして落札されました。突っ張り棒の需要の高さに驚かされた次第です。
待ち合わせ場所には気さくなおじさまがチャリで回収しにきてくれました。正直、チャリを押しながら突っ張り棒4本を担いで持って行かれた姿はちょっとあぶなっかしかったのですが…大変助かりました。

そんなわけで、誰かの役に立ちそうで立たなそうな記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
そのお詫びとして、私が過去に購入したイケてる突っ張り棒のアフィリエイトリンクを2種貼っておきます。
ご興味のあるかたはぜひお買い求めください😁

↑素材がアイアンなだけあって、細身な割には高級感があり、割とどんなインテリアにも馴染みやすいかと思います。伸縮する部分をネジで固定するあるあるデザインではないので、大変にスタイリッシュです。その分、耐荷重が心許ないのかと思いきや、上記のタイプは耐荷重5kg(長さによって耐荷重は違います)で2本平行に突っ張らせると、ちょっとした収納棚のように使えます。(何を載せるかにもよると思いますが、コンクリ打ちっぱなしの壁で使用した際も、約2年間一度も滑り落ちることはありませんでした。)

↑こちらはステンレス製で、前述のアイアン製のものと比べると全体にツヤがあり、その点で好みが分かれるかもしれません。こちらもネジ固定式の「THE 突っ張り棒」なデザインのものと比べるとかなりスタイリッシュです。やや太いためか、その長さの割には耐荷重が抜群で、コンクリの壁で2年間、フライパンや鉄鍋など重たいものを置いておりましたが、一度も落ちてきませんでした。2本セットなところもお得です!

新学期、新生活、素敵な突っ張り棒と出会えますようにささやかに祈っております。

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